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ジョージ・オーウェル著、『1984』(早川文庫)

5月5日(土)

 

朝、8時起床。 「半分、青い。」、朝の部。 孫たちと遊び疲れたが、爽快な目覚め! 晴天に布団干し。 有機トマトジュースと青汁二袋。 

 

今季初めての、半袖、半ズボンで、産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場でタラの芽を買い、川辺を散策。 両岸で、若い夫婦連れ、十数組がバーベキューで賑やか。 今日は犹劼匹發瞭”。 タラの芽揚げ入り自家製うどんで、昼食。

 

ジョージ・オーウェル著『1984』(早川文庫)を読み終える。 学生時代から、ジョージ・オーウェルの名前は聞いていたし、『1984』はもとより、『動物農場』『カタロニア賛歌』という本を書いていることも知っていた。しかし、あえて読まなかった。 

 

共産主義思想や当時存在していた社会主義諸国、特にソ連邦を批判している本だと教えられていたからだ。 ヒットラ―とスターリン、ナチス・ドイツとソビエト連邦を、左右の全体主義=官僚独裁恐怖政治の名のもとに一緒くたにした、反共プロパガンダ本という認識だった。

 

それから半世紀近くたって読みたい、あるいは読まなければと急き立てられたのは、昨今の安倍政権の異常な政治手法が、冗談抜きに、「ナチスの政治手法に学ぶ」(麻生副総理兼財務相)路線をひた走っており、識者による安倍政治批判に、文書を改ざんし、過去を現在に合わせる“真理省”などの言葉が、『1984』を引用しながら頻繁に使われていたからだ。 

 

『1984』 物語の核心は、『二重思考』で、意味は「相反し合う二つの意見を同時に持ち、それが矛盾し合うのを承知しながら双方ともに信奉する」態度のことだが、ヘイトスピーチなど、今、日本と世界に吹き荒れている、差別的なフェイクニュース、というより安倍政権がはびこらせている、反知性主義が、この『二重思考』とダブって見える。 

 

反知性主義とは、「客観性、実証性そして合理性を無視ないし軽視し、自己に都合のよい物語に閉じこもる態度」。 前から、ヘイトスピーチをしている輩などを、1+1=3であると信じ込んでいる反知性主義者と罵倒していたが、本書の中では、なんと2+2=5なのであった。

 

物語は、第一次、第二次世界大戦後、世界は“オセアニア”、“イースタシア”、“ユーラシア”という三つの大国に支配されており、互いに戦争を繰り返している(と思わされている)なかで、主人公のウィンストンは“オセアニア”の真理省に勤めている。 ほかにも、“平和省”、“愛情省”、“潤沢省”がある。 

 

“オセアニア”は、“ビック・ブラザー”(党)の支配のもと、思考警察が目を光らせ、密告が忠誠の証でもある超監視社会で、恐怖政治が支配している。 “オセアニア”国のメインスローガンは三つある。 “戦争は平和なり”、“自由は隷従なり”、“無知は力なり”。 巻末に付録として掲載されている、“オセアニア”の新しい公用語、「ニュースピーク」についての解説も面白い。 思考の力を奪うためには言葉を改ざんする必要がある。 今お勧めの一冊。

 

7時に、隣の肉屋で仕入れた和牛とローストンカツを焼き、千切りキャベツを添えてレモン入り焼酎の、お湯割りと水割り各一杯で、夕食。 TBSで、タケシのニュースキャスター。 

 

CS・グリーンチャンネルで、明日のG機NHKマイルとWIN5の検討。 NHKマイルの軸一頭は、クロフネの息子、パクスアメリカーナに決めたが、もう一頭が決まらない。 明日のパドックを見て最終結論を出す予定。

 

スポーツニュースを見て、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 08:56
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ヒットラ―の『我が闘争 下』(角川文庫)

4月28日(土)

 

朝、8時起床。 「半分、晴れ。」、朝の部。 有機トマトジュースと青汁二袋。 晴天に布団干し。 

 

産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で酵母パンと、なんとなく手抜きの豚まんもどき。 川縁は水透きとおり、大型鯉の優雅な泳ぎが見もの。 

 

大汗をかいて帰宅し、 ソーセージしか入っていない豚まんもどきを蒸し、酵母パンを焼いてバターを塗り、淹れたてコーヒーで、昼食。

 

連休初日からとは思ったが、残り100頁で、3か月間放棄していた、ヒットラーの『我が闘争 下』(角川文庫)をやっと読み終える。 下巻は、国家社会主義運動についての、アジビラの寄せ集めのような文言が脈絡なく並び、紙のシミを読まされているような気分。 

 

強烈なユダヤ民族に向けられた憎悪が、アーリア人種の優越意識=人種差別思想を伴って、執拗に繰り返される。 ユダヤ人陰謀説、悪魔説のオンパレードで、ヒットラーの偏執的異常さが浮かび上がる。 ニーチェの超人思想に惹かれていたというが、一方で、確かに大衆心理を見抜き、大衆の心をつかみ煽動する技術=アジテーション力にはたけているように思える。

 

ホロコーストにつながる優生思想(今、日本でも大きな問題になっている)も強調している。「国家は何か明らかに病気をもつものや、悪質の遺伝のあるものや、さらに負担となるものは、生殖不能と宣言し、そしてこれを実際に実施するべきである」と、断種を肯定しているが、のちに障害者20万人のホロコーストに繋がる思想を臆面もなく主張している。 

 

「警護をもっぱら警察にやってもらうような集会は、すべて大衆の目から見れば、その開催者が信用を落とすということである」には、思わず笑った。 どこかのヘイトスピーチをしている連中に聞かせてやりたい。 

 

ポピュリズム的、「権威を形成するための第一の基礎は、つねに人気である」との文言に、どこかの首相とダブル。 副総理の盟友ともども、良くヒットラーの手口に学んでいるようだ。

 

「国際的ユダヤ人金融資本のマルクス主義的闘争グループ」が、ヨーロッパ世界の諸悪の根源だといい、「ロシア・ボリシェヴィズムは二十世紀において企てられたユダヤ人の世界支配権獲得のための実験とみなさなければならぬ」と、1917年のロシア革命を、反ユダヤ主義と結び付けて語る。 

 

全編この調子で、思い込みの強い非科学的な内容で埋め尽くされている。 ナチス・ヒットラーの犯罪性を研究するためには読む必要があるだろうが、常人には時間の浪費と言っておきたい。

 

中央競馬。 東京・府中のメインレース、ダービートライアル・青葉賞を完璧予想で、三連複を的中させ、そこそこのプラス収支で、明日の天皇賞の軍資金を調達。

 

7時に、隣の精肉店で揚げたてのローストンカツ、メンチカツ、コロッケに千切りキャベツを添えて、レモン入り焼酎のお湯割りと水割り、各一杯の夕食。

 

TBSで、タケシのニュースキャスター。 グリーンチャンネルで、明日の春・天皇賞の番組を見る。 上位人気馬拮抗して、波乱含み。 1時まで検討しチェアーマッサージを受けて、就寝。 

author:小林 健治, category:読書, 09:05
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保坂展人著 『相模原事件とヘイトクライム』(岩波ブックレット)

4月14日(土)

 

朝、8時前に起床。 有機人参ジュースと青汁二袋。 「半分、青い。」、朝の部。 

 

肌寒い中、産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で酵母パンとさつま揚げの袋詰めなどを買って、川縁を散歩。 川の流れはほとんどないが、大型鯉のジャンプが見もの。 

 

家に戻ってほどなくして、知人から辛い事実を知らされ、茫然自失。  豚まんを蒸して、酵母パンを焼きバターを塗って、淹れたてコーヒーで昼食を摂るも、味がしない。 

 

保坂展人著、『相模原事件とヘイトクライム』(岩波ブックレット)を読んで、気を紛らわす。

 

20016年7月26日未明に起こった、戦後最悪のヘイトクライム(差別的憎悪犯罪)について、容疑者・植松聖と彼が犯行に至る動機を通して、現下日本に蔓延している、障害者差別の実態と差別意識(優生思想)を明らかにした、簡潔な警告書。

 

世田谷区長として、障害者福祉政策の充実やLGBTなどの差別解消にも行政のトップとして積極的に取り組んでいる著者は、事件について〈「障害者には生きる価値はなく、社会のために抹殺されるべきだ」という優生思想そのものであり、ヘイトクライム(憎悪犯罪)の論理です〉と指摘する。

 

ナチス・ドイツのヒットラーに心酔していた容疑者・植松聖は、自己の犯行を正しい行為(正義)と信じている。 ナチス・ヒットラーが行った、人種差別による民族浄化、そして優生思想による障害者抹殺。 ホロコーストを準備したのが、T4作戦=障害者抹殺であり、しかも医師、看護師などの医療関係者が率先して行っていた事実を強調している。 「差別の反対は無関心、これが一番の曲者で怪物」。

 

隣の精肉店で、揚げたてのローストンカツとメンチカツ+コロッケを仕入れ、梅干し入り焼酎のお湯割りにはいで、夕食。 アルコールが入り、少しだけ気分が楽になる。

 

TBSで、タケシのニュースキャスターを見て、12時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:15
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『人種と歴史』(ジョン・ホープ・フランクリン著 本田創造監訳)岩波書店

4月7日(土)

 

朝、8時起床。 「半分、晴れ。」朝の部。 雨予想が外れてホットする。 有機人参ジュースと青汁二袋。 

 

産地直産市場前の湧き水汲み4ℓボトル×2本。 市場で酵母パンなどを買って、川縁を散歩。 大方の桜は散っていたが、濃い紅色の八重桜が見事の咲き誇っている。 大型鯉も優雅な泳ぎ。 豚まんを蒸して、酵母パンを焼いてバターを塗り、淹れたてコーヒーで、昼食。

 

『人種と歴史 黒人歴史家のみたアメリカ社会』(ジョン・ホープ・フランクリン著、本田創造監訳 岩波書店)を読み終える。

 

1993年に出版された本だが、内容は1950年代から70年代にかけての、著者の論文を編集したもの。興味深いのは、本文中1度もマーチン・ルーサーキング牧師と公民権運動についての記述がないこと。(巻末にある訳者が作成した年表には詳しい)

 

著者、ジョン・ホープは筆舌尽くしがたい人種差別に対する怒りと闘いを、アメリカ黒人の歴史を研究することで、実践してきた歴史学者。 それゆえか、文体も学術書のような生硬さがなく、ノンフィクションのようで読みやすい。 

 

18世紀後半から19世紀、独立戦争〜南北戦争期の南部を中心に黒人差別の実態を、時の権力者の発言などを交えながら抉り出してゆく。 町山智弘氏が『最も危険なアメリカ映画』(集英社インターナショナル)でも大きく取り上げていた、D・W・グリフィスの無声映画『国民の創生』についての批判と分析は圧巻! 「『国民の創生』は、(K・K・Kなど)アメリカ史上最も悪質なテロ組織が再び誕生する時に助産婦の役割を果たしたのである」。

 

公民権運動など、黒人の社会運動に直接深くは関わらなかった、著者の立場は、「黒人史を歴史の主流に統合させる闘いは、同時に、南部やその他の地域にある白人大学の歴史学部大学院に入学しようとする黒人学生の闘いの一部であった。また、それは、投票権、平等な扱い、機会均等、アメリカ市民としての権利を求める闘いなど、つまり、黒人たちがアメリカ社会の主流に入って行くための闘いの一部でもあったのだ」に、よく示されている。

 

文中、憲法上で、「奴隷一人を五分の三人とすること、すなわち、奴隷五人を自由人三人として数えることに同意した」という事実に、どこかで聞いたことがあると、驚く! 「人種主義という魔術は、人間の知性にたいしてかけられるものである」。

 

7時に、隣の精肉店で、揚げたてのローストンカツとメンチカツ+コロッケを仕入れて、千切りキャベツを添えて、夕食。 アルコールなし、三日目。 

 

NHKスペシャル、『失跡・姿消す若者』。 SNSの世界はほんとうに理解しがたい。 TBSで、タケシのニュースキャスター。 相変わらず、面白い。

 

明日の桜花賞(1枠1番に入った、ラッキーライラックの取捨選択が難しい)とWIN5の検討をして、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 11:54
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ホーキング青山著、『考える障害者』(新潮新書)

3月25日(日)

 

朝、8時起床。 晴天に布団干し。 TBS、サンデーモーニング。 青木理さん以外、あまり聞くべき言葉がないのが、残念。

 

産地直産市場前の、湧き水汲み4ℓボトル×2本。 市場で、有機農法で栽培された、新鮮野菜を大量に買って、川縁を散歩。 桜も5分咲きになり、花見客で川岸は大賑わい。 大型鯉が澄みきった川で優雅に遊泳。

 

酵母パンを焼き、バターとジャムを塗り、淹れたてコーヒーで、昼食。 

 

ホーキング青山著、『考える障害者』(新潮新書)を読み終える。 ?と思う記述もあったが、なかなか面白い本。 障害を「個性で片づけるな」、障害者は「多様性のために生きているのではない」は、全く共感する。 「五体不満足」の乙武批判もよく分かる。 

 

一方で、2016年7月26日未明に起こった、相模原の「津久井やまゆり園」重複障害者殺傷事件について、「犯人が単なる精神異常者ではなく、・・・」、ヘイトスピーチなど「社会全体の風潮と短絡的に結び付けて考えることには違和感がある」「この容疑者はおそろしく極端に変わった人である、あるいは何らかの病を抱えている可能性がある」という意見は、外れているというか、事件を措置入院制度の問題に矮小化する猊潮“を肯定する意見だと、牋穗卒”を持った。 

 

「青い芝の会」など、障害者解放運動の闘いの延長に、障害者差別解消(禁止)法があることについての認識もあり、次回作に期待したい。

 

中央競馬。 WIN5は4勝1敗だったが、一番人気馬を託されたトップジョッキー、第四レースの横山典と、第五レース、G1・高松宮記念の、M・デムーロの騎乗に、場内からブーイング。 競馬人気に冷水を浴びせる行為。 

 

ゆっくり風呂に浸かって、怒りを収め、隣の精肉店で、倏六匹“と和牛を仕入れ、和牛をシチューにして、レモン入り焼酎の水割り2杯で、夕食。 

 

日テレ、「真相報道、バンキシャ」。 27日の、佐川前国税庁長官の証人喚問を前に、野党議員が「森友学園」の籠池理事長に拘置所で面会。  NHK大河ドラマ、「西郷どん」。 北川景子は演技力が増し、大俳優への道を歩む。 

 

NHK、スペシャル、「タモリ×山中の人体」最終回。 「世界が注目『がん』新たな治療への挑戦」。 弓立社から、『がんと明け暮れ』を出版している、元東京新聞の、村串栄一さんが、癌と闘う患者として出演。

 

フジTV、Mr、サンデー。「森友学園」疑惑特番。 朝に引き続き青木理さん、そして橋下徹氏が生出演。 出だしから「青木さんは僕のことが嫌い」と橋下氏。 番組は、橋下氏をメインに「森友学園」疑惑と安倍政権は関係ないとの意図のもとに構成されていたが、青木理さんの追及発言もあり、思惑通りには進行しなかったと思えた。

 

民放のスポーツニュースを見て、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 08:56
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畑尾一知著、『新聞社崩壊』(新潮新書)

3月21日(水)

 

昼、2時半起床。 超爆睡! 今日は、昼夜が同じ長さの、春分の日で、祝日。 午前中は雪が降っていたという寒さ。 

 

焼き豚入り特製ラーメンで腹ごしらえをして、氷雨振る中、ノルマの産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で、八朔などを買い、雨にけぶる川縁を散策。  

 

畑尾一知著、『新聞社崩壊』(新潮新書)を読む。 元朝日新聞社の販売局の部長が、部数の大幅下落に潜む、新聞社経営の現状を憂え、自己の体験を踏まえて、その打開策を示したもの。 

 

2005年〜2015年の10年間で、新聞社全体の売り上げ金額は、二兆四千億円から一兆八千億円と、25%の減少。内訳は販売収入が17%減で、広告料収入は半減という、恐ろしい数字の原因究明から書き始めらる。 

 

販売局一筋の著者が語る「新聞記者」観察が面白い。 特権意識を持つ「朝日の記者の自宅近所に住む人は、朝日新聞をとらない」「老人ホームで嫌われるのは、元記者と元学者」。 販売局という、社内では「最下層」に見られている部署から眺めた、記者に対する批判的視線は鋭い。

 

後半は、新聞販売所の苦しい実情、特に残紙=「押し紙」「積み紙」問題の実態を追及している。 岡山で小学校5年生の時、サンケイ新聞の配達少年だった頃を、懐かしく思い出す。 新聞業界の危機的状況がよくわかる、お薦めの一冊。

 

8時に遅い夕食。 宅配で届いた、餃子を焼いて、レモン入り焼酎のお湯割り三杯。 NHK、ニュースウォッチ9〜テレ朝、報道ステーション。 カーリング娘の、地元・北見凱旋が微笑ましい。 

 

寒い休日をゆっくり過ごし、腰の痛みに耐えながら、12時半に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 10:12
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長谷川宏著、『新しいヘーゲル』(講談社現代新書)

3月18日(日)

 

朝、8時起床。 異常に左腰が痛く、歩くのは差支えないが、座って立ち上がるのが難儀。有機人参ジュースと青汁二袋。 曇天に布団干せず。 

 

TBSで、サンデーモーニング。 田中秀征氏が文書改竄問題発覚で、安倍政権は持たないとの意見。 明日月曜日で詰めるべき。

 

本を読んで、産地直産市場前の湧き水汲み4ℓボトル×2本。 有機農法の野菜と米などを買い、野川を散歩。 桜の木の枝先の蕾は膨らんでいるが、木の幹にはすでに咲いていた。 川縁には、親子連れと望遠カメラを持った、趣味人が行きかう。

 

酵母パンに、ジャムとバターを塗り、淹れたてコーヒーで、昼食。 中央競馬は、WIN5の締めきり時間に間に合わず、不参加。 JRAの新しい投票システム(古いシステムは6月で終了)に初めてアクセスし、投票手順が分かった時には、すでに締め切らていた。 予想結果は3勝2敗だったが、釈然としない。 というわけで、昨日の収益は若干目減りしただけ。

 

長谷川宏著、『新しいヘーゲル』(講談社現代新書)。 デカルトの『方法序説』を読み終え、今週から始まる尾崎ゼミ、ヘーゲルの『歴史哲学講義』の予習の意味もあって、日本でヘーゲル哲学の最大の理解者である、長谷川宏氏の、入門書的な本を手に取り読んだもの。

 

現代の政治的、社会的現象を読み解く視座が、ヘーゲル哲学にあることを意識して、極めて優しく書かれている。 近代社会を対立と矛盾、混乱に陥れたのは、「自由にして自立した、ゆるぎない個人の存在である」。 

 

その個人とは、「われ思う、ゆえにわれあり」と「自分の思考と存在を確信」し、社会に対しては、「人は自由かつ権利において平等なものとして出生し、かつ存在する」という確信を持ち、「おのれの人権を主張する個人である」。

 

「理性とは、おのれが全存在をつらぬいている、という意識の核心である」。哲学の内容は現実そのものと考える、ヘーゲルの至言、「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」の解説部分は本書の白眉をなす。

 

芸術の美が自然よりも優れているとするヘーゲルは、「自然とは、理念が自分にふさわしからぬ形をとってあらわれたもの」であり、芸術作品とは、個人を通して「そこに同時に時代の共同精神がこめられることによって、真に芸術的な美しさを獲得できる」。「芸術が人びとをとらえるのはその時代その時代の共同体精神を感覚的・直観的に形象化しえているからである」。

 

後半では、宗教に関するヘーゲルの考え方を平易に解説している。 そして、自由で自立した精神の備えるべきものこそ、「法と正義、共同体精神と良心、責任能力と義務」であると強調する。「哲学は芸術と宗教の両面を統一するもの」。 ハイデガーと違って、読みやすい。

 

風呂に入って、左腰に熱シャワーをあて、温シップ。 日テレ、狄秦衒麁札丱鵐シャ“。 安倍内閣の支持率が13ポイント以上急落し、30%となったことを報道。 

 

隣の精肉店で仕入れた、国産和牛ですき焼き+根野菜の田舎煮で、レモン入り焼酎の水割り二杯で、夕食。  NHK、大河ドラマ「西郷どん」。 史実との関係があいまいだが、北川景子が出ているので見る。 来週から泉ピン子が出るという。 見るかどうか思案中。

 

フジ、Mrサンデー。 「森友学園」文書改竄問題で、橋下徹前大阪市長と、前川喜平氏。 安倍昭恵の、公的付き人だった、谷査恵子を証人喚問すべきという、木村太郎氏のコメントは的を射てる。 民放各局のスポーツニュース。 

 

腰のシップ薬を張り替えて、12時半に就寝。 

author:小林 健治, category:読書, 09:32
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内田博文著『治安維持法と共謀罪』(岩波新書)

3月17日(土)

 

朝、8時に起床。 「わろてんか」、朝の部。 有機人参ジュースと青汁二袋。 澄み切った晴天に布団干し。 

 

本を読んで、産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で、酵母パンとさつま揚げの袋詰めなどを買って、川縁を散歩。

 

野川に枝垂れかかっている桜の木の枝先は、濃いピンク色に染まり、今にもはじけて開花しそうな雰囲気。 大型鯉も戻ってきて、二十数匹の軍団が、優雅な泳ぎ。

 

豚まんと酵母パンにバターを塗り、淹れたてコーヒーで昼食。 内田博文著、『治安維持法と共謀罪』(岩波新書)を読み終える。 

 

盗聴法(通信傍受法)〜安保法制〜秘密保護法、そして共謀罪。  戦前回帰=戦争のできる、軍国主義国家を法的に立ち上げる悪法が、安倍政権のもとで強行されている。 この危機感に動かされて、1925年成立の治安維持法と共謀罪の関連を、刑法の立場から歴史的に検証したもの。 

 

治安維持法は、満州事変=侵略戦争拡大を前に、言論・出版・集会・結社の規制、つまり現憲法第21条を全面否定する内容。 そして宗教弾圧を意図した,稀代の悪法であることを、歴史的経緯を丹念に追いながら明らかにしている。 

 

いま、予防拘禁制度や社会防衛論に基づく保安処分などが、精神障害者に対する差別と偏見を助長する、精神保健福祉法に盛り込まれようとしている。 先週再審が決定した、冤罪「大崎事件」についても、触れている。 政権交代を実現し、共謀罪などの悪法を廃止するための、導きの書。

 

土曜競馬は、3連単10数万の抜け目を喰らい気落ちしていたが、阪神最終12Rで一矢報い、大幅プラス収支で終了。 明日のWIN5に繋げたい。

 

隣の精肉店で、揚げたてのローストンカツとメンチカツを仕入れ、千切りキャベツを添えて、梅干し入り焼酎のお湯割りと水割り、各一杯。 ほうとううどん少々で、夕食を締める。

 

NHK、「ブラタモリ」を見ながら、WIN5の検討。 TBSで、タケシのニュースキャスター。 ニュースランキングは、断トツで「森友学園」文書改竄問題。 

 

民放のスポーツニュースを見て、1時に就寝。   

author:小林 健治, category:読書, 09:01
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樋田毅著、『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』(岩波書店)

3月10日(土)

 

朝、9時起床。 曇天に布団干せず。 産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 

 

市場では、有機酵母パンを一個買えただけで、豚まんなどは売り切れ。 薩摩揚の袋詰めを買って、川縁を散歩。 マガモが数羽いるだけで、水濁り大型鯉の姿は見えず。

 

酵母パンを焼いてバターを塗り、淹れたてコーヒーで、昼食。 「わろてんか」、昼の部。

 

樋田毅著、『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』(岩波書店)を読み終える。 1987年5月3日の憲法記念日に、朝日新聞阪神支局が、目出し帽をかぶり、散弾銃を持つた男に襲われ、記者一名が殺害され、一人が重傷を負った、戦後の日本言論機関に対する最悪のテロ・「赤報隊」事件を追い続けた元朝日新聞記者の執念と、いまだ事件が解決していないことへの悔恨と、今後も追跡し続けるという決意の書。

 

事件の犯人を追いかけるうえでの取材対象は、右翼、新右翼、ネット右翼、そして、統一原理・勝共連合・原理運動(本文中はαとしている)など。 知っている人物も多く、迫真のノンフィクション。 

 

特に朝日新聞社内で、新左翼や部落解放運動担当記者として幅を利かせていた、高木正幸(本文ではN記者)の所業=世界日報社と朝日新聞編集幹部との手打ちの仲介役=に、さもありなんと思う。 部落問題でも権力側の立場で、取材した情報を漏らし、解放運動の破壊工作に手を貸していた札付きの悪徳記者。

 

今の安倍政権下で急速に進む、戦前回帰の排外主義的右翼化の実態の解明にも繋がる内容に緊張を覚える。 最後に、犯人に挑発的に呼びかけている。 「赤報隊よ。逃げ隠れするな。」

 

土曜競馬を少し。 的中率は“高いが、配当率が低く、トリガミ“状態で、情けない。 7時に、隣の精肉店で、揚げたてのローストンカツとメンチカツを仕入れ、レモン入り焼酎のお湯割り三杯で、夕食。 

 

「森友学園」疑惑に関わって、自殺者と国税庁官辞任、そして麻生と安倍の暗闘。 それをほくそえんでみている、二階俊博自民党幹事長。 グロテクスな情景に、うんざりする。

 

TBS、タケシのニュースキャスターを見て、12時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 11:07
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佐藤優著 『ファシズムの正体』(インターナショナル新書)

3月4日(日)

 

朝、8時起床。 有機人参ジュースと青汁二袋。 晴天に布団を干し、TBS、サンデーモーニング。 

 

春の陽気の中、産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 新鮮野菜を大量に買い、果物少々。 川には昨日と同じく、水ぬるむ中、十匹近くの大型鯉とマガモ。 

 

20度近くあり、さすがにジャンバーでは暑かった。 酵母パンを焼いてバターを塗り、淹れたてコーヒーで、昼食。

 

佐藤優著、『ファシズムの正体』(インターナショナル新書)を読み終える。 「内政的な基盤を強化するために、外交的な危機を煽るのは、ファシズムの常套手段だ」と、冒頭にある。

 

本書は主に、イタリアのムッソリーニに「ファシズム」の典型を見い出し、、ナチス・ヒットラーや戦前の日本の「天皇制ファシズム」との違いを認識することの重要性を指摘する。

 

資本主義の危機を乗り越え、共産主義に対抗するために起きたファシズム運動の世界観は、近代の「合理主義、個人主義、物質主義に対する反発から出現した」。 

 

そして「高福祉や格差解消など耳ざわりのよい言葉で忍び寄り、社会不安」の是正政策を掲げる。 その意味で、「民主主義原理はその中にファシズムとつながる潜在的可能性を常に孕んでいる」、「ファシズムには、単なる国家主義や民族主義とは異なり、『生の哲学』や戦争の肯定、社会主義的な制度構想など、さまざまな思想が流れ込んでいる」ことに注意を払う必要がある。

 

現下日本の格差拡大と非合理的な排外主義(ヘイトスピーチなど)や精神主義の台頭は、日本におけるファシズム現象として見なければならない。北朝鮮、中国の脅威を煽る、安倍政権の危険性を見抜くためにも、必読の書。

 

中央競馬。 WIN5は4勝1敗で、惜敗。 小倉の短距離は 逃げ馬に限る。 皐月賞〜ダービーに繋がる、弥生賞を見る。 単勝1倍台の、ダノンプレミアムが危なげなく勝ったが、後はフルゲート皐月賞の多頭数を捌けるかどうかだろう。

 

夕方風呂に入って、極楽。 隣の精肉店で牛肉を仕入れ、すき焼きで、レモン入り焼酎の水割り二杯の、夕食。 

 

NHK、大河ドラマ「西郷どん」。 徳川慶喜と品川の遊郭で西郷が知り合ったのは、史実ではないだろう。 フジで、Mr、サンデー。 平昌オリンピックのメダリストのその後。 

 

スポーツニュースを見て、12時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:07
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